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2019/08/12

【マインドマップ勉強法】人生が変わるゴール設定とは?

「目標設定」の大切さって、大人になればなるほどわかるもの。

だからこそ、学生のうちに知っていることってとてつもないアドバンテージになる。

このサイトを読んでいる方には受験生が多いと思いますので、受験生がまず一番最初にやってほしい「ゴール設定」についてここでは書きたいと思います!

普通に1年間頑張れたら成績とは上がるものである。

まず、大前提として、「1年間頑張ることができたら成績が上がるもの」だということを知っておいてもらうといいと思います。

私自身が受験生だったときを振り返ると、こんな感じでした。

1日12時間勉強できた→これで普通でしょ、まだまだやらないと難関大学なんて受からないでしょ。

1日8時間勉強できた→これだけじゃぜんぜん足りない。こんなんじゃ受験生だなんて言えない

1日5時間勉強できた→ありえないでしょ。受験生失格。ほんと死んだ方がいい。

という風に、振り返れば振り返るほど典型的な「完璧主義」人間なのですね。

ただ、大人になった今、しみじみと思うことは、

「1日12時間瞬間的に勉強できるよりも、それを1日5時間を1年間やり続ける方がよっぽど難しい。」

ということです。

 

※厳密には、5時間だろうが12時間だろうが、「時間密度」が薄ければあまり勉強しても意味がないのですが(むしろそれなら勉強しないでエネルギーを上げた方がいい)、

その話をすると混乱させてしまうので、この話はまた今度。

 

つまり、普通に1年間頑張れたら成績は上がるけれど、それができない受験生が多いのです。

「形から入るとうまくいかない」という真実

では、1年間、BADにならずに勉強に迎続けるためにはどうすればよいのか?

それが今回の本題です。

何よりもハマりやすいトラップは、「形から入るとうまくいかない」ということです。

「形から入る」というのは、たとえば、

●○○さんのように美人で人気者になりたい

●「●●大学■■学部に入らないとだめだ」

●△△の業種の仕事をしたら勝ち組だ

とか、そういう風な思考です。

過去の私がそうだったのですが、これで行ってしまうと、最初のうちは頑張れるのですが、あるときふと気づくのですね。

「●●さんのように美人で人気者になることが、本当に私の幸せなのかな・・・?」

「●●大学■■学部に入った先に、本当に幸福が待っているのかな・・・?他の大学じゃだめなのはなんでなんだっけ?」

「△△の業種の仕事をしたら勝ち組って、いったいなんの『勝ち』なの?負け組は不幸なの?」

そんな風に、一回立ち止まってしまったら

▼そのあたりはこちらの動画でお話しています。

 

目標設定は「人生が変わる!」というほどに大切なもの

「なぜ、大学にいくのか?」という問いに対して、「とりあえず」でいいから答えを持っておくのがひじょーーーーに大切です。

というのは、
「目標がないから勉強を頑張れない」、という声をよくいただくからです。

私の場合はなぜ「早稲田大学を目指したのか?」というと、
西武新宿線沿線に住んでいたということ、
父親が早稲田卒だったこと、
祖母が早稲田のラグビーと駅伝の大ファンだったこと・・・

など、今思い返しても「なんとなく」としか言いようがない、
外部環境に思い切り左右されたことが理由でした。

なんとなく、行きたいな。

それが、いつの間にか、めちゃめちゃ強く燃え上がっていたのです。

ただ、振り返った時に、いつも思うことは、
「幼い頃から【早稲田大学に入学すれば幸せになれる】という環境の刷り込みがなければ、あっという間に折れてしまった受験生になっただろう」ということです。

つまり、多くの学生から相談を受ける、
「4月はあんなに行きたいと思っていた大学に、12月にはちっとも行きたくなくなっている(諦めている)」現象が起こる答えは、

「形から入っているから」であり、
「自分の人生においてその大学へいく納得のいく理由が見つからないから」であるのです。

そうでなければ、私のように幼い頃から粛々と潜在意識に「この大学に入れば、根拠はまったくないけど絶対幸せになれる!」と刷り込む必要があります。

(しかしこれも効果的です。それを取り入れたのが「アファメーション」です。
これは絶大な効果を発揮するので、また解説しますね)

「●●大学という名前に負けない自分である」こと。

そして、目標設定をする最も大切な意味とは。

「その大学名に負けない自分である」ためです。

あなたが大学に入学した後、
「●●大学の人ってこんなにすごい人なんだ」
と思ってもらえるように生きていたくありませんか?

たとえば、
「早稲田の学生っぽいね」とか「●●大学の学生っぽいね」というのは、
褒められているようで、実は「名前負け」しているのです。

そうではなくて、「その大学の枠(わく)を超える人」を、今から、受験生のうちから目指していきましょう。

「●●大学合格がゴール?そんなのダサい。
●●大学に合格するのは当たり前で、むしろその先に、本当の自分がやりたいことがある。」

そんな目標設定を、継続の個人レッスンでは一番最初に決めて、それを毎回、忘れないように確認していくのです。

すると、少しくらいモチベーションが下がっても、またすぐに回復できるようになります。

それくらい「高い目標設定」を一緒につくりませんか?

まとめ

ゴール設定(目標設定)で最も大切なのは以下の2点です。

●大学合格よりも先を常に見据えていること。

●目標を達成してもそこで満足しないこと(常に新しいことに挑戦していること)

この2つがあれば、いつまでも、勉強へのモチベーションは失われることはありません。

そして、目標が遠くにあればあるほど、私たちはエネルギーが高まりやすくできているのです。

「そんな高い目標設定なんて、一人じゃできません!」

そう思う人は、難しく考える必要はないのです。

ただ、

「あの憧れの人に近づきたい」と思うこと。

「もっと魅力的になりたい。もっと自分を磨きたい」と思うこと。

それだけでいい。

目の前よりも、遠くを見ていた方がメンタルが安定していきます。

そして「この理想の自分だったとしたら、この目の前の問題を諦めていたら理想の自分になれるのか?」と、めげそうな時には問い続けて欲しいのです。

何かに憧れる気持ちは、永遠に、自分を奮い立たせてくれます。

ぜひ、「人生を進化させるゴール設定(目標設定)」をしてみてくださいね。

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