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2020/09/10 明日が楽しくなるヒント

「失敗」や「理不尽」が多いほど幸せになれる話

昨日、最高の学びがあったので、
興奮冷めやらぬうちに共有したいなと思いまして。

それは、

「損払い」という考え方を手に入れると、
人生がどこまでも幸せになる話です。

 

「損払い」ってどんな考え方なの?

まず、
「損払い」とは、

「先に敢えて騙されること」または「勘違いのポカミスをすること」。

これは「霊的には運の調整」という素晴らしい考え方をいただいたのです。

何か損をしたときに、その人から取り返そうとしないこと。

そうした「損払い」をすることで
その先の「徳を買う」と考える生き方を、
採用してみましょう!という話。

「損払い」を感じたきっかけは祖母とのこんな体験から・・・。

たとえば、
私は祖母が亡くなる直前、

祖母が身体を掻かないように、
手にグローブを着けさせられ、
それでも暴れるからと
ベッドに縛り付けられているのを見るのが辛くて

(医療現場が大変なのは重々承知の上で、
いち家族が感じた祖母への想いの話です)


「家族がそばにいる時だけ、
祖母がリラックスできるように拘束をとれないか」
と相談したとき、

「お祖母さんをしっかり看取って下さい」
と、看護師の婦長が言って、
何もしてくれなかったことをずいぶん長らく許せなかったのです。

まず、
「祖母が聞いているそばで【看取る】と言うなんて」
と、それが信じられない想いでした。

自分はもうすぐ死ぬんだろうなとわかっていても
それを他者に
「看取る」とか言われたら、
本当につらいよー涙

思わずその婦長を思い切り睨みつけたら、

私の方が彼女より身長が高かったので、

わざわざ「座りなさい」と椅子に座らせて
自分の目線を私よりも高くすることで
更に圧力をかけてきた婦長。(それ、必要?)

本当に悔しくて、
無力な自分が情けなくて、
その病院の院長に直訴文まで書いたけれど、

なぜか、
済んでのところでその直訴文は
出すのを留まったのです。

その結果、その婦長は、
最後の最後に、
その病院の中で最高の個室を、
一般病棟の価格そのままで
祖母の最期まで貸し出すと言ってきました。

結果として祖母は、
家族も寝泊りできる広い個室で、
拘束具もなくなって、
静かで安心できて、
その病院での、
最高の環境で息を引き取ることができました。

この体験から改めて考えたこと

あの時、私が復讐心から直訴文を出していたら、
こうはなり得なかった。
祖母のためを想ったら、
あれが最高のシナリオだったのだ、
とお葬式が終わるころに、やっと思い至りました。

今振り返ると、
あの時病院に「直訴文」を出しても、
少なからず「復讐心」を満たすためだけのものであったなと思います。

そんな「復讐心」が満たされることよりも、
祖母が最期に最高の環境で息を引き取ることができたことの方が、
どんなに大きなことか。

それを思えば、
私1人が感じた悔しさや憤りなんて、
ほんのちっぽけな「損払い」だったのかもしれないなと。

まとめ

何かネガティブな現象が起きた時、
その瞬間に自分の価値観で「決めてしまう」のをやめると、

自分の価値観では想像もできないような
素晴らしいものが
ふと舞い込んでくることがあります。

だからこそ、
「失敗」や「理不尽なこと」が起きたときに
その瞬間に「自分の価値観で決めない」こと。

「これはなんの損払いだろうか?」
と思ってよくよく日常を見ていくことで、
人生はあらゆるところで、

「損払い」が多い時ほど、
最終の収支は
プラスの方が明らかに多くなっていたりします。

そんな風に生きることができたら、
人生、
「失敗」や「理不尽」が多いほどに
幸せになれるよなあと。

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