column

2020/03/24 マインドマップの使い方

「整理脳」の育て方

関あさこです^^

少し間が空いてしまいましたが、
マインドマップ、描かれていらっしゃいますでしょうか?

「最近そういえば描かなくなっちゃったな〜」

という場合でも大丈夫!

マインドマップの素晴らしいところは、

「いざというとき、マインドマップがあるから、
なんとかなるだろう!」

そんな風に思わせてくれるというところだと、
私は自信を持って言えます。

毎日書けていないけれど、
「ピンチ!あと30分で原稿書かなくちゃ!」
「明日までに企画書1本つくらなくちゃ!」
「午後イチの会議に間に合うように、資料完成させなきゃ!」

そんな時に、
「そうだ、マインドマップを久しぶりに使ってみよう!」

そんな風に思っていただけたら、
本望なのです♪

さて、本日はこんな質問をいただいたので、
1通ご紹介させていただきますね。

あさこさん、おはようございます☀
マインドマップ絶賛活用中です。

ただ、ブランチに書く言葉を生み出すのに時間がかかるのと、
すぐ紙いっぱいになって、描きづらくなってしまいます。

1ページに収めようとしすぎなんですかね笑

Kさんありがとうございます〜!

このご質問と一緒に、
素晴らしいマインドマップを2枚も
お送りくださいました!^^

Kさんは議事録や語学をまとめるのに
マインドマップを役立ててくださっているんですね!

さて、1つめのご質問への回答です。

 

「ブランチに書く言葉を生み出すのに時間がかかる」

このご質問、すごくよくいただくもので、
かつ、特徴として、
「マインドマップを一定期間使い続けた方」
に起こりやすい現象なんです。

結論からいうと、
この現象が起きたら、
「【整理脳】がかなり成長しています!超順調です!」
ということです^^

というのは、
「ブランチに書く言葉を生み出すのに時間がかかる」
のは、

脳が「要点」を押さえようとする「アウトプット」モードに入っている
からなんですね。

箇条書きのときは「聞いたものをそのまま書く」だったのが、
マインドマップにすることで、

「要点→詳細」と書くにはどの言葉がよいか?

を瞬時に考えるように脳がシフトチェンジしてきている、
という証なんです。

私たち人間はある一定数「成長」したとき、
それまで自分がやってきたことが「微妙」に思える時期がきます。

それは「目が肥えたから」です。

たとえば、本腰を入れて文章を書き始めて、
3ヶ月後、
「あれ、どんどん下手になっている気がする」
と思ったり。

新しい仕事を始めて3ヶ月くらい経った頃に、
「ぜんぜん仕事ができなくなってしまったように感じる」
と思ったり。

これは、私たちが「成長している」からこそ、
以前の自分のダメなところがわかるようになってきた、
ということなんですね。

だから、
「あれ、最近ブランチに乗せる言葉を思いつくのに時間がかかるな…」
というのは、

「より適切な言葉を脳がサーチしようと鍛錬しており、
その負荷を”前よりも時間がかかる”と感じている」
という可能性が大きいです。

その場合は、「よーし、きたきた!成長中!訓練中!」
とぜひ思ってみてくださいませ^^

その負荷を感じながらも続けていると、
ある時、
「うわ〜スラスラ描ける!」
と気づいたらなっていますので。

さらに、2つ目のご質問に関しても、
本質は同じです。

 

すぐ紙いっぱいになって、描きづらくなってしまいます。

「>1ページに収めようとしすぎなんですかね笑」

↑っておっしゃってますが、めっちゃわかります〜
関も、この問題、ずーっとありました。

というか、あんまり私は気にならなかったのですが、
きっちりまとめたい!というしっかりした性格の方ほど
気になるみたいですね。

特にKさんが取り組まれている、
英語とかの語学ものは情報量がたくさんあるので、

「1枚にまとまらない・・・すぐ紙が飽和する・・・」
となりやすいですよね!

これも、
「まとめたい全体像がうっすら見えているからこそ、
1枚に集約できないモヤモヤ」
が湧き上がっているということです。

つまり、「まとめて整理する」能力が上がってきている、
ということでもあります^^

この場合おすすめは、
最初に「最も大きなマインドマップ」
を作ることをおすすめします。

「最も大きなマインドマップ」とは、
全体の目次のような立ち位置になる
【最も抽象度の高いマインドマップ】
のことです!

たとえばこんな感じのマインドマップですね^^

 

英語の「最も抽象度の高いマインドマップ」(例)

そして、
「1章を詳しく書いたマインドマップ」
「2章を詳しく書いたマインドマップ」・・・
を別紙に書いていくのがおすすめです^^

 

「チャイルドマップ」に詳細を増やしていく(例)

さらに、それでも書ききれない場合は
「1章の2節を詳しく書いたマインドマップ」をつくります。

その際、「最も大きなマインドマップ」で書いた
「1章の枝の色」に「1章を詳しく書いたマインドマップ」は
全色揃えるようにすると、

脳が「色」で全体像からみた「各部分」を
把握してくれるようになるので便利です^^

※例の英語のマインドマップも1章のチャイルドマップのブランチは
すべて「赤」で統一しています。

そうすると、脳が
「あ、【数える】ジャンル=【赤】だな」
とインプットしてくれます^^

こんな感じですね!

 

「そんな大量の情報をまとめている私すごい」と自分を褒める

あとは、マインドセット的には、
ある程度
「今は、情報量が多いものを取り扱っているんだな」
と思って、

「そんな大量の情報をまとめている私すごい」
と割り切るのも手です笑。

「マインドマップにまとめてさえいれば、必ず脳内でつなげてくれている!」
と信じられると、

ご自分でたとえ、
「ぱっと見いまいちなマインドマップだなあ」
と思ったとしても、

「絶対頭に入っている!」と思えて、
どんなマインドマップでも自信になっていきますので^^

ぜひ「描きづらいな〜」と思った時には
試してみてくださいね。

ぜひ感想など送っていただけたら嬉しいです!

それでは今日はこのへんで!
ありがとうございました!

/ 関連記事

  • 自分のことを好き?それとも嫌い? 自分を好きになる方法
  • 【焦って心がおぼつかないときに「なんとかなるでしょ」と思えるレシピ】
  • 「頑張るのが好き」なら、持っているとよい最大のスキルとは?
  • 気が散ることに疲れたあなた(とわたし)に送る気が散った時の対処法3選

/ 最近の記事

    • 伝えるから、許すことができる
      • 気が散ることに疲れたあなた(とわたし)に送る気が散った時の対処法3選
        • 目標を達成したいときにやってくる「諦めたくなる気持ち」との戦い方。メンタルがきついときに「諦めない」2つの方法
          • 【焦って心がおぼつかないときに「なんとかなるでしょ」と思えるレシピ】