2023/02/11
【マインドマップ】超実践!定期テストまであと3日しかない時の活用術【①調査編】
頭と心を整理して人生を前に進める講師 関あさこです。
学生にとって避けて通れないのが、定期テスト!
効率よく勉強したい!と思っていても、書籍や動画などで紹介されている勉強法は膨大にありますよね。
その中から自分に合った方法を探すのは、結構大変……。
「このやり方で覚えられているんだろうか?」
「頑張って勉強しても点が取れないと辛いなあ」
なんて不安が頭をよぎっては、集中できませんよね。
でも実は「マインドマップ」を活用すれば、効率的に勉強ができます!
しかもその方法を実践した結果、90点以上とれた!という声もあるんです♪
今回はマインドマップを使った勉強法のうち、
暗記系科目で特に有効な、勉強の準備「調査」の方法について紹介します!
テスト勉強のキモは「全体の構造を知る」こと
ところでみなさんは、テスト勉強をどのような順序で行っていますか?
テスト範囲を最初から順番に復習する……というやり方をしている人は多いはず。
でもそれ、実は効率が悪い方法なんです!
順番に復習すると最後まで辿りつかない!
多くの人が勉強している「テスト範囲を最初から勉強し直す」方法は、
定番の方法に見えてデメリットも多いんです。
たとえばテストまであと3日しかない!なんてこと、ありませんか?
そんな切羽詰まった状況でテスト範囲の最初から始めると、
最後のページまで辿りつかないかも。
重要な部分や多くの問題が出題されそうな部分があったとしても、
重点的に勉強することができない可能性も出てきます。
どうせなら、重要な部分を先にこなして、
それ以外の部分は最後にカバーできればいいと思いませんか?
全体の構造を知ってから勉強するのが効率的!
ではどのように勉強を進めればいいのでしょうか。
まずテスト範囲全体の構造を知ることが大事です!
- テスト範囲の中でどの部分にボリュームが割かれているのか
- どの部分の配点が高そうか
- どの部分は重要度が低いのか
これらを勉強する前から知っておけば効率よく勉強が進められて、
高得点を取りやすくなります!
一旦テスト範囲の全容をざっくりとでも理解していると、
「終わらないかも……」という焦りを生みません。
精神的にも落ち着いて勉強に取り組めますよ!
全体の構造を知るためにマインドマップで「調査」!
「テスト範囲の構造を知る」といっても、なかなか把握しにくいですよね。
でも実は「マインドマップ」を使えば、簡単に全体の構造を理解できるんです!
ここからはその方法を紹介します。
手順1:目次をマインドマップにする
まずは、テスト範囲部分を目次で確認しましょう。
たとえばテスト範囲が「第3章」だとするなら、それをマインドマップに書き出します。
真ん中に「第3章」と書き、そこから線を伸ばしてそれぞれの節のタイトルを書いていきます。
ちなみに、この伸ばした線を「メインブランチ」と言うので覚えておいてくださいね。
手順2:項目もすべて書き出す
教科書では章→節→項の順に学習要素が細かくなっていきます。
先ほど書いた章と節の下にある項目も、すべてメインブランチに書き出しましょう!
数字だけではなく、タイトルも書いておくとわかりやすいですよ。
ここまで書き出したら、一度全体を俯瞰します。
1節の中にどれくらい項目があるのかが、ひと目でわかるようになりました!
手順3:勉強する順序を決める
「マインドマップ」は、課題を見える化してくれます。
書き出すことで、テスト範囲のどこの節・項のボリュームが多いのかが見える化するんです!
たとえば1節が4項目、2節が8項目、3節が3項目だとしたら、
教科書内で力を入れて紹介しているのは2節=重要な部分が多いとわかりますよね。
重要な部分を最初に勉強するように順序を決めると、効率よく勉強ができます!
本当に時間がギリギリなら、ボリュームの多い節を中心に勉強を進めましょう。
時間が余ったらそのほかの部分に手をつけたり、重要部分の復習をしたりすると◎
少し時間に余裕があれば、全体のボリュームを見ながら時間配分を決めるのがおすすめ。
その際もボリュームの多い節を先に勉強できるよう、スケジュールを組みましょう!
まとめ
今回は暗記系科目において、勉強の下準備についてお伝えしました。
教科書の順序通り闇雲に勉強すると、
「本当にテスト範囲をすべて復習できるのかな」
「重要な部分までたどりつくかな」
なんて不安に襲われてしまいませんか?
あらかじめ順番や指針を決めてから勉強する方が、効率が良く気持ちも楽です!
マインドマップで目次を書き出すだけなので、テストまでの時間がなくても簡単にできますよ♪
この方法を使ってテストで9割以上取った人もいるので、ぜひ試してみてくださいね。
マインドマップを使った効率の良い学習法の他にも、
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