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2023/04/29 明日が楽しくなるヒント

弱みや悩み、実は強みが出すぎているだけかも!?自分の強みを知ると人生が変わる話

こんにちは!頭と心を整理して人生を前に進める講師 関あさこです。

 

「自分の強みを活かそう」

「自分の弱点を知ってカバーしよう」

こんな話を見聞きしたことはありませんか?

 

でも実際のところ「強み」や「弱点」は見えにくいですよね……。

 

しかも私の経験上、

「弱点」は「強み」が発揮されすぎて起きているケースが多いんです!

 

今回は「強み」や「弱点」について、理解を深めていこうと思います。

過去に受けた相談の内容も含めて紹介します!

 

 

強みと才能の違いって?

 

「強み」と似たように使われる「才能」という言葉。

 

この「才能」には、大きく分けて「地の才能」「天の才能」の2つがあります。

 

地の才能とは?

 

地の才能とは、

「もともと得意でうまくできてしまうモノゴト」を言います。

 

初めてでもすんなりできてしまったり、

「天才」と言われたりする人が持っているのが、

「地の才能」です。

 

ほかにも、誰から教えられることなく好きになるものも「地の才能」の一種。

幼少期に親に言われなくても熱中していた遊びなども、

才能の一つですよね。

 

 

天の才能とは?

 

「地の才能」に対して「天の才能」は、

「自分で努力して得た才能」のことを言います。

 

みなさんには、小さい頃は苦手だったけれど

やり続けた部活や習い事、勉強などはありませんか?

スイミングやピアノなどは、泣きながら通った……なんてエピソードを聞きますよね。

 

このように、理不尽な目にあったり苦手だったりしたけれど、

努力して克服してできるようになったものが「天の才能」です。

 

最初は苦手なことやあまり興味がないものを、

時間をかけてできるようになれるのは、立派な才能です!

 

 

「強み」ってなんだろう?

 

「地の才能」「天の才能」のうち、

「強み」は「地の才能」に近いものです。

 

もともと得意で、努力せずとも人よりもうまくできるもののことが「強み」。

 

それが強みだと自覚していないケースが多く、

「やってみたら他の人よりもできちゃった」という経験があるかもしれません。

 

努力をせずとも人よりできてしまうため、

周りの人からも「あの人の強みは〇〇!」と認識されていることが多いですよ。

 

 

多くの人は「自分の強み」を自覚していない!?

 

ではあなたは、自分の本当の強みを理解していますか?

 

この質問を見て悩んでしまう方が多いはず。

実は多くの人が、自分の「強み」を自覚していないんです!

 

 

自分の強みがわからない人特有の悩み

自分の強みを理解していない人には、次のような症状あります。

 

◎「強みを自覚していないときによく起きる症状」

  • 周囲があまりにもできないように見えてイライラしてしまう
  • 「なんでこんなこともできないの?」と思う
  • つまづいている人のつまづいている原因がわからない  など

 

このような症状が起き、悩みになってしまうのには理由があります。

それはあなたが「強み」を発揮しているから!

 

 

なぜ「強み」が「悩み」に変わってしまうのか?

 

「強み」とは、他者から見ると「すごい!」と思われている箇所ですよね。

 

人から見るとすごいことでも、自分では自覚しにくいと

「できるのが普通でしょ」と勘違いしてしまいます。

 

そのため、周りの人と意識のギャップが生まれ、

できない人を見るとイライラしてしまうのです。

 

実はこれが強みを発揮しすぎて失敗する原因!

 

自分で「強み」と自覚していない=あなたにとっては「当たり前のこと」です。

 

そのうえ得意なことだから「やりすぎてしまう」のです!

結果的に、やりすぎて自分の首を絞めてしまうケースも……

 

 

強みが問題化してしまう例

 

とあるキャリアウーマンの例を挙げましょう。

 

「効率化」や「自動化」が得意という、うらやましい強みを持つAさん。

 

「効率化」と「自動化」が得意だからこそ、

無意識にどんどん仕事をこなしていきました。

その結果、仕事が同僚の3倍にも膨れ上がってしまったのです。

 

Aさんの悩みは、

「上長も同僚もなぜやってくれないのか…」というもの。

彼女の「効率化」「自動化」の強みが出すぎて、

上長や同僚は「きっとAさんがやってくれるだろう」と甘えてしまったのです。

 

結果的にAさんへ業務が集中してしまい、悩みになってしまいました。

 

このように「強みに無自覚でいると、やりすぎてしまって起こる弊害」が、

実は世の中にはあふれています。

 

 

苦手なものだけが「弱点」ではない!

 

Aさんの例では、「強み」が「弱点」になってしまいましたよね。

 

「弱点」も「才能」と同様に種類があるんです。

 

 

本当に苦手なもの

 

弱点と聞くと、まず思い浮かぶのが苦手なものではないでしょうか。

もともと能力が足りなかったり、劣っているなと思ったりすることは、

一つや二つあるはずです。

 

この「弱点」は、本人が自覚していることが多いもの。

 

自覚があるぶん、気を付けて日常を過ごしていますよね。

そのため大きな問題にならないケースがほとんどです。

 

 

強みを過剰に発揮しすぎて「弱点」になってしまうもの

 

問題は「過ぎたるは及ばざるがごとし」を、無意識でやってしまうパターン。

先に紹介したAさんも、この「弱点」のパターンにハマってしまいました。

 

「苦手なこと」は、自分で気を付けられます。

ですが「強み」は自覚していないと野放しに。

自分にとっては「当たり前のこと」なので使いすぎてしまうのです。

 

その結果「やりすぎて問題になる」ことが、

世の中のトラブルのうち、大きな比率を占めていると感じます。

 

 

まとめ

 

強みを過剰に発揮しないためには、まず自分の強みを自覚しなければいけません。

 

強みを知ることで、新しい才能や強みのコントロールができるようになり、

生きやすくなるはずです!

 

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