2023/06/20 明日が楽しくなるヒント
相手に気を遣うのは、失礼なことかもと気づいた話。疲れるほど気を遣ってしまうなら〇〇になろう!
こんにちは!頭と心を整理して人生を前に進める講師 関あさこです。
みなさんは「人に気を遣いすぎて疲れる…」という経験をしたことはありますか?
ついつい相手の気持ちを考え、先回りして行動したり
喜びそうなことを準備したり……
いろいろ気を遣いすぎて疲れてしまうこと、私はよくありました。
でも実は「相手に気を遣う」ということは、相手に失礼なことかもしれない!
そう気づいた話を紹介します。
「気を遣ってしまう」「気遣いで疲れてしまった…」という方は
ぜひ読んでみてくださいね。
気遣いができることは強み!でも……?
「気が利くね!」
「気遣い上手ですね〜」
こんなことを言われて嬉しく思った経験は、誰でも一度はあるはず。
「相手の気持ちを慮ること」は、あなたの素晴らしい強み!
悩んでしまうほど気を遣ってしまう方は、
それが強みであると誇ってください!
その上で、あなたが体も心も疲れてしまっているとすれば、
それはあなたのためになりません。
もしかすると「気遣い」という強みが、
過剰に発揮されているから悩みになっているのかも。
強みは悩みと紙一重!
自分の強みのことは、当たり前にできてしまいませんか?
意識せずにその強みを発揮しているので、
それが強みであると自覚ができていないことも……
以前の記事でも紹介した通り、
強みが発揮されすぎて悩みになってしまう方は少なくありません↓
強みが発揮されすぎて負のループに
気を遣うと喜ばれる→過剰に気を遣う→疲れてしまう→喜ばれるから気を遣う……
こんな負のループができているかもしれません。
自分の強みに気が付かず、このループに陥ってしまうと、
自分から抜け出すのは大変ですよね。
ところで、そもそも「気を遣う」とはなんなのでしょうか?
気を遣う=相手よりも自分が上だと思っている!?
「気を遣う」のは、相手よりも自分が上だと思っているからかもしれません。
『そんなことはない!』と否定したくなる気持ち、わかります。私もそうだったから。
それでは、その理由を一緒に考えてみましょう。
子どもは気を遣わない
子どもの頃、私たちは「気を遣う」ことはしなかったはずです。
なぜなら周りは大人が多く、明らかに体力も経験も知能も上の存在です。
大人より負けることが多いのですから、力を加減する必要はありませんよね。
大人になると自分と相手を比較して「力の差を考えられるようになる」。
つまり気を遣えるようになっていくのです。
気を遣えるようになっていくのは、成長の証ともいえます。
大人になりすぎていませんか?
気を遣うのが成長の証であっても、
もしかつての私のように「気を遣う」ことが、癖のようになってしまっていたら?
自分のことよりも相手の気持ちばかりを考えて、疲れてしまっていたら?
それはあなたが「大人になりすぎている」かもしれません。
無意識のうちに「自分の周囲はみんな子ども」と考えている可能性があるのです。
たとえば、小さな子ども相手に話をするときに
「この言葉はわかんないかな」「これを言ってしまうと教育上良くないかなあ」
などと考えながら話すはず。
自分が疲れてしまうほど過剰に気を遣ってしまう方は、
子ども相手に話すときのような考えを、誰に対しても行っているようなもの。
つまり相手を気遣えば気遣うほど「相手を子ども=下に見ているのと同じ」ことかも。
私はそれに気がついた時
「ああ、相手を気遣いすぎるのは失礼なことなんだ」という考え方を手に入れました。
子どもが大人を信頼するように接すると気を遣わなくなる
相手を下に見ていると、余計な気遣いで疲れてしまいます。
子どもの時のように自分の意見を言えるためには、
周囲を信頼して尊敬していることが大事!
相手を認めて尊敬していれば、気遣うことなくコミュニケーションができます。
子どもに戻ってコミュニケーションすれば気を遣わず楽しめる!
自分が「気を遣ってしまう」と感じたときは「大人になりすぎている」と考えましょう!
意識的に「子どもの時に戻ろう!」と思うだけで、心がグッと楽になります。
子どもの自分になったつもりで周りの大人と話せば、
余計な気遣いをせず、思っていることを素直に伝えられるようになるはずです。
一度素直に伝えられたら、それが成功体験になります。
成功体験があると、楽しくなってコミュニケーションもどんどんとれるようになっていきますよ!
気を遣うことが癖になっていると、子どもに戻るのはなかなか難しいもの。
まずは心を開ける、身近な家族や友人を相手に試してみてくださいね。
まとめ
気遣いというあなたの強みは、疲れるほど発揮せずとも周りは十分恩恵を受けているはず。
肩の荷を下ろして、子どもの自分に戻ってみませんか?
実は、自分の「強み」が「悩み」に変わってしまっている例は少なくありません。
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